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日別アーカイブ: 2022年2月27日

占い師を名乗る人は?

占い方を知っている人?
それはそうですが、それだけでは全く資質が足りていないと思います

占い師とは、占い方を知っているのは当たり前で、それでも最低ラインに足りていないのです
占い師を名乗るのなら最低でも以下の技術をお持ちでなければ資格がないと思っています
①占術に精通している(知っているだけじゃダメ)
②鑑定結果を正確に伝える技術を持っている
③鑑定結果の伝え方を知っている
④対策や予防方法を的確に提案できる
⑤自分軸と他人軸をしっかりと区別できる(自分ならどうするかばかりを話すことがない)
⑥境界線をしっかりと引ける(過度に同情、同調しない)

残念ながら①にも満たない人が占い師、占者を名乗っている場合が殆どです
仮に①を満たしていても②、③が欠けている人がなんと多い事か…
④に至っては全く伝えることができない占者が殆どといっていいでしょう
相談者様から見れば、全くの役立たずに近い状態です
仮に対策を話せても⑤の傾向が強く、自己主張ばかりする占者が多いようです
⑥は占者自身を守るのに必要な技術です
占者も人間です
過度の同調は、占者のメンタルに支障をきたしてしまいます
もっとも寄り添いの技術事態を知らない占者が多いのですが…

何故か④以降の技術を持っていない人が人気が高い傾向があります
相談者様が満足できているようで、実は依存状態になったりわかった気になったりしているだけなのですが、言葉のマジックにかかってしまって納得してしまうのではないかと思っています

また過度の同情により、この占者はわかってくれているという相談者様の錯覚によるものだともいえるのではないでしょうか?
①だけでは問題外で②、③の技術をお持ちでもアルバイトレベルではないかと思います。
何故なら、相談者様の問題が解決できていないからです
中途半端なのです
占い好きの人とレベルは変わらないでしょう

このレベルでお金を頂戴できるとはいえないのではないかと考えます
占い師ではない占い好きの人にもかかわらず報酬としては過度に高い額を請求され、なぜか相談者様も支払ってしまう
でも中途半端なので疑問が生じてしまう
また同じ占者に相談する
のループに陥ってしまう相談者様のなんと多い事か、、、

しかも同じ占者に依頼するのでまた中途半端な結果を伝えられるだけなので問題は解決しないという状況に陥るのです

大切なお金を払う価値があるでしょうか?
相談者様も冷静になってこの占者は信用できるか、占い好きの人ではなく本当に占い師かを見極める必要があるでしょう

この様に占者であっても占い師と呼ぶに足る人が少ないことは残念なことです
私は占い師としてありたいと上記のことを心掛けています
出来る限り相談者様にあった解決策をご提案いたします

気づきを得ていただけるよう工夫して鑑定結果をお伝えします
しかし、まだまだ未熟であるということは認めます
人間力がまだまだ足りないのです

人としての経験値が足りないのです
占いの勉強は占い方や占術の歴史を学ぶだけでは全く足りません
占者の人間としての経験値を上げることの方が重要といえるかもしれません

鑑定結果を丁寧に書いても相談者様が思ったような反応を示さないと怒っている人を見かけたことがあります
おそらく④ぐらいまでしかできていないのでしょう
問題が解決しないのですから不満が出て当たり前です
この様な人は他人に対して占いをすることをすぐにやめるべきでしょう

占者も相談者様も幸せになれないからです
未熟な占者ほどその傾向が高いでしょう
当たり前の話なのですが気づかないようです
ゆえに進歩がないのです

この様な人は占い師とは言えないと思いませんか?
人の相談にのる前に、自分を成長させなさいといいたいです

占いの勉強は人生の勉強といえます
それ故に一生勉強を続ける必要があると思っています
もっと先に、さらに先に、理想をもって、誇りをっもって、歩みを止めずに進んでいく

占い師は占い好きの人とは違い、はるかに目指すものが高いのです
圧倒的な人間力が必要なのです
そういった人を占い師というと思っています

自戒をこめて