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ご相談者様は、問題を解決するために意を決して占い師に悩みをお話しされます。
それもお金を払ってまでです。
それなのに占い師の話し方ひとつで、悩みが深まったり、疑心暗鬼に陥り、何度も占いに頼ってしまう占い依存という状態になってしまう方がいらっしゃいます。
個人的には、運のよくなる壺や訳の分からないお札を売りつけるのと変わらない占い師と思っています。
そう、鑑定結果に確たる根拠を示していないから、またこれからの心構えをきちんと伝えていないことが原因だからだと考えます。
こんな結果になりますよー、お相手はこう思ってますよー、ただそれだけを伝えてだからどうだということはご相談者任せ。
結果が結果でないといえるでしょう。
途中経過(?)のような鑑定結果をお渡しするから、ご相談者様はまた迷い苦しい思いをされてしまうわけです。
私としては絶対に避けたい事態です。
占いの本来の力が発揮できていないだけではなく、ご相談者様を迷わす、はっきりいって何もしないほうがましの状態です。
占い方を知っているだけの自称占い師にかかるとこのような事態に陥りやすいのではないでしょうか?
故意に依存するような鑑定をする占い屋もいるようです。
知識の乱用と悪用です。
商売としては依存させて何回もリピートしてもらうと儲かるから良いのでしょうね。
でも。。。と私は思うのです。
苦しみから別の苦しみへと送り続ける。
地獄から別の地獄に送り続けるこの行為は容認できません。
占いはそのようなことをするためのものではないです。
お金を、どんなに少額でもお金をいただく以上はプロの占い師であらねばなりません。
初心者だからという言い訳は通用しません。
占いは本来、副業程度の軽い気持ちで出来るものではないと思っています。
受ける側が真剣なのに、占う側がお気楽なのでは話になりません。
そのうえ、相談者様を依存させてしまうとなれば、たとえ意識していなくとも悪質極まりないと思うのです。
さて、依存させるような鑑定結果とはどのようなものでしょう。
それは、相談者様の意図をくみ取れ切れないまま占ったり、鑑定結果に条件がついたりするような場合ではないでしょうか?
意図がくみ取れていなければ結果自体ほぼ無意味です。
条件付きなら、条件が変わればどうなるかわからない状態になってしまいます。
相談者様の不安を煽ってしまうわけです。
結果だけを伝えるとその傾向は強くなるでしょう。
傾向だけ伝えて対策を伝えないのです。
どんなに丁寧に傾向を伝えても、相談者様の苦しみはとれません。
こんな占いは絶対避けたいです。
対策を講じられない人は、人を占ってはいけないように思っています。
すくなくとも、相談者様が対策を講じられる入り口まで示すことができなければ占い師とは言えないのではないと思っています。
ところで占いジプシーという占い依存の方がいるようです。
自分で依存状態になり、依存することで安心するのでしょうか?
この様な方はちょっとよくわからないですね。
自分で地獄から地獄を渡り歩く業を持った人としか言いようがありません。
こういった人は占いの結果を別の占いの結果と比べて答え合わせするそうです。
お金を大量に使って…なんて無意味なのでしょう。
本人の好きにすれば良いのですが、こういった人は本当は占いが必要ない人だと思います。
でも占いジプシーこそが占い依存の典型かもしれません。
ある意味自分を信じられない人なのでしょう。
占い師としては残念な人たちです。